昨年10月に来襲した台風19号による大雨で、長野県内では千曲川が増水、各地で堤防が決壊し、千曲川近くの車庫に停泊していた北陸新幹線が水没する等、各地で甚大な被害が発生。上田電鉄でも上田~城下間に架かる千曲川鉄橋の城下駅側の土手が濁流で削られ、鉄橋の城下駅側のトラス1基が崩落してしまい、上田~城下間は長期間運休が続いていて、現在は上田~城下間はバス代行連絡、城下~別所温泉間は電車は通常通り運転しています。
そんな中、今は仮の始発駅になっている城下駅で、7月23日~9月27日の2か月間限定で、廃車になった日本初のステンレス製5200系電車が、現役時代の様にパンタグラフを上げ、ヘッドライトも点灯して展示されてると話題になっていました。これは是非見に行かなくちゃ!って事で、9月16日に行って来ました。
今は電車が来ない上田電鉄の上田駅はひっそりしていますが、通常通り切符やグッズを販売中。代行バス乗り継ぎで別所温泉方面へ向かう乗客は、ここで切符を買いましょう。
電車が来ないホームは開放されてたので、私も入ってみる事に。
電車が来ない線路は廃線の様に錆びてしまってます。架線は使ってないと腐食してダメになっちゃうのか?撤去されてますね。壁の丸い窓は、上田電鉄のあの電車の伝統を受け継いでますね。
ホームには崩落した鉄橋の復旧への道が掲出されてました。
クリックして拡大して見てみて下さい。
城下駅までの電車代行バスは、繁華街の「お城口」とは反対側の「温泉口」のロータリーから発車します。電車代行バスなので電車と接続する時刻に運行するので、日中は1時間に1・2本の運転ですが、上田駅から城下駅まで歩いても15分ほどで行ける距離です。
バスは地元の上田バス、12:45発車の便に乗りました。
お昼の便ですが、利用客は大学生っぽい方が多かったです。
車内から鉄橋が途切れてるのが見えました。
濁流で削られた堤防と土手側の橋台は、修復が終わってるようですね。
上田からバスで8分で、現在仮の始発駅の城下駅前に到着。駅前は狭いイメージでしたが、大型バスが転回できるぐらい広いスペースがある駅前でした。今回の様な災害時にスムーズに代行バスが運行出来るように、前々から用地が確保されていたかのようです。
城下駅は無人駅でしたが、仮の終着駅化と代行バス運行にあたり、プレハブの仮駅舎を建て有人駅になり、乗車券やグッズを販売しています。
窓口で乗車券かグッズを購入すれば、展示中の5200系電車の運転台に入れるとの事なので、入場券を購入。入場券は懐かしい硬券で、しかもこれも懐かしいダッチングマシーンで日付を入れる事が出来るサービスが!
ダッチングマシーン初体験!「6」が少し薄くなっちゃいましたが、こんなもんかな。
さてさっそく5200系が展示されてる対向側ホームへ。構内踏切は閉鎖されているので、一般の踏切を渡って仮設の通路を通り、対向側のホームへ渡ります。仮設の車止めが目を引きます。ホームに停車中の赤い帯の電車は元東急電鉄の1000系電車。
その踏切は遮断機がありません。もしかしたらこの踏切も仮設なのかな?
東急時代のままの赤帯で活躍中の1001号編成。東急1000系のトップナンバーかと思いきや、東急時代は多摩川線・池上線で活躍していた3両編成の1015F編成で、中間車1両を除いたクハ1015+デハ1315が上田に移籍して、クハ1101+デハ1001に改番して活躍しています。隣に停まってるのが今回お目当ての5200系電車、ホームに上がってご対面!
いやぁ~懐かしいです!
とは言うものの、実は現役時代に見たことありません(^^;)。そのむかし、東急大井町線で現役の頃撮影に行った時、青ガエルと6000系には出会えましたが、この湯たんぽ5200系には残念ながら出会えなかったのでした。
パンタグラフも上がってるし、ヘッドライト・急行灯も点灯していて、いまにも走り出しそうな感じです!行き先表示器も東急時代のままの様ですね。行き先表示は日にちを決めて変えていて、この日は快速上田を出してました。
展示期間の終盤20日間はヘッドマークを掲げて展示の発表がありました。この日は600ボルトの旧型電車から東急の5000系アオガエルと5200系湯たんぽに車両を入れ替えた時に取り付けられたヘッドマークを掲示。あっさり目の小さめのマーク、なかなかイイですね。顔も良く見えるし。
運転台に入ってみます。このドア昔の人のサイズなのか、体を横にしないと入れないほどの狭さ。
運転室内も狭!
幕は7種類、あれ?快速上田が無いけど、特別に入れたのかな?
昔の日よけって、そうそう透き通ってましたね。
子供の頃かぶってた野球帽の裏側に付いてたメガネを思い出しました(^^;)
倉庫として使われてる車内は、日よけが全部降ろされていて薄暗くて様子が良く分かりませんが、窓際に棚が立てられ、そこに資材が収納されてるようで、上の段に見えるラッパの様なものは運転台の下にある警笛と思われます。
東急マークもそのままなんですね。
反対側のホームからも観察します。
昭和33年に製造され60年以上が経過した今も、サビ一つ無いピカピカの車体!
波打つコルゲートの美しさ!
台車はアオガエルと同じで、同世代の車両の台車と比べるとかなりシンプルな構造。
パンタグラフは通風器の上に乗ってるのが珍しいですね。
5251の切り文字はかなり控えめ。床下はスカスカで、機器類は撤去されてますね。
駅の別所温泉方に、このような撮影スポットが設けられてるのが嬉しいですね。
5200系が上田に移籍後に1000系が製造されたので、東急時代にこの顔合わせは無かったけど、元東急同士の並び、イイですねぇ~!
赤帯の1000系が出発した後に入って来た電車はコレ!
復刻丸窓電車、まるまどりーむ号。控えめなスポンサー表記に好感が持てます。
曇り空から少しだけ日が射しました。
開いてる踏切で通行人と車の邪魔にならないことを確認して素早く撮影。
イイもの見せてもらいました。一念発起して上田に来た甲斐がありました。
現役時代を彷彿させる姿で展示してくれた上田電鉄さんに感謝ですね!
さてこの後、このまるまどりーむ号に乗って、終着別所温泉駅まで乗り鉄しました。
続きはまた後日に~
今は電車が来ない上田電鉄の上田駅はひっそりしていますが、通常通り切符やグッズを販売中。代行バス乗り継ぎで別所温泉方面へ向かう乗客は、ここで切符を買いましょう。
電車が来ないホームは開放されてたので、私も入ってみる事に。
電車が来ない線路は廃線の様に錆びてしまってます。架線は使ってないと腐食してダメになっちゃうのか?撤去されてますね。壁の丸い窓は、上田電鉄のあの電車の伝統を受け継いでますね。
ホームには崩落した鉄橋の復旧への道が掲出されてました。
クリックして拡大して見てみて下さい。
城下駅までの電車代行バスは、繁華街の「お城口」とは反対側の「温泉口」のロータリーから発車します。電車代行バスなので電車と接続する時刻に運行するので、日中は1時間に1・2本の運転ですが、上田駅から城下駅まで歩いても15分ほどで行ける距離です。
バスは地元の上田バス、12:45発車の便に乗りました。
お昼の便ですが、利用客は大学生っぽい方が多かったです。
車内から鉄橋が途切れてるのが見えました。
濁流で削られた堤防と土手側の橋台は、修復が終わってるようですね。
上田からバスで8分で、現在仮の始発駅の城下駅前に到着。駅前は狭いイメージでしたが、大型バスが転回できるぐらい広いスペースがある駅前でした。今回の様な災害時にスムーズに代行バスが運行出来るように、前々から用地が確保されていたかのようです。
城下駅は無人駅でしたが、仮の終着駅化と代行バス運行にあたり、プレハブの仮駅舎を建て有人駅になり、乗車券やグッズを販売しています。
窓口で乗車券かグッズを購入すれば、展示中の5200系電車の運転台に入れるとの事なので、入場券を購入。入場券は懐かしい硬券で、しかもこれも懐かしいダッチングマシーンで日付を入れる事が出来るサービスが!
ダッチングマシーン初体験!「6」が少し薄くなっちゃいましたが、こんなもんかな。
さてさっそく5200系が展示されてる対向側ホームへ。構内踏切は閉鎖されているので、一般の踏切を渡って仮設の通路を通り、対向側のホームへ渡ります。仮設の車止めが目を引きます。ホームに停車中の赤い帯の電車は元東急電鉄の1000系電車。
その踏切は遮断機がありません。もしかしたらこの踏切も仮設なのかな?
東急時代のままの赤帯で活躍中の1001号編成。東急1000系のトップナンバーかと思いきや、東急時代は多摩川線・池上線で活躍していた3両編成の1015F編成で、中間車1両を除いたクハ1015+デハ1315が上田に移籍して、クハ1101+デハ1001に改番して活躍しています。隣に停まってるのが今回お目当ての5200系電車、ホームに上がってご対面!
いやぁ~懐かしいです!
とは言うものの、実は現役時代に見たことありません(^^;)。そのむかし、東急大井町線で現役の頃撮影に行った時、青ガエルと6000系には出会えましたが、この湯たんぽ5200系には残念ながら出会えなかったのでした。
パンタグラフも上がってるし、ヘッドライト・急行灯も点灯していて、いまにも走り出しそうな感じです!行き先表示器も東急時代のままの様ですね。行き先表示は日にちを決めて変えていて、この日は快速上田を出してました。
展示期間の終盤20日間はヘッドマークを掲げて展示の発表がありました。この日は600ボルトの旧型電車から東急の5000系アオガエルと5200系湯たんぽに車両を入れ替えた時に取り付けられたヘッドマークを掲示。あっさり目の小さめのマーク、なかなかイイですね。顔も良く見えるし。
運転台に入ってみます。このドア昔の人のサイズなのか、体を横にしないと入れないほどの狭さ。
運転室内も狭!
幕は7種類、あれ?快速上田が無いけど、特別に入れたのかな?
昔の日よけって、そうそう透き通ってましたね。
子供の頃かぶってた野球帽の裏側に付いてたメガネを思い出しました(^^;)
倉庫として使われてる車内は、日よけが全部降ろされていて薄暗くて様子が良く分かりませんが、窓際に棚が立てられ、そこに資材が収納されてるようで、上の段に見えるラッパの様なものは運転台の下にある警笛と思われます。
東急マークもそのままなんですね。
反対側のホームからも観察します。
昭和33年に製造され60年以上が経過した今も、サビ一つ無いピカピカの車体!
波打つコルゲートの美しさ!
台車はアオガエルと同じで、同世代の車両の台車と比べるとかなりシンプルな構造。
パンタグラフは通風器の上に乗ってるのが珍しいですね。
5251の切り文字はかなり控えめ。床下はスカスカで、機器類は撤去されてますね。
駅の別所温泉方に、このような撮影スポットが設けられてるのが嬉しいですね。
5200系が上田に移籍後に1000系が製造されたので、東急時代にこの顔合わせは無かったけど、元東急同士の並び、イイですねぇ~!
赤帯の1000系が出発した後に入って来た電車はコレ!
復刻丸窓電車、まるまどりーむ号。控えめなスポンサー表記に好感が持てます。
曇り空から少しだけ日が射しました。
開いてる踏切で通行人と車の邪魔にならないことを確認して素早く撮影。
イイもの見せてもらいました。一念発起して上田に来た甲斐がありました。
現役時代を彷彿させる姿で展示してくれた上田電鉄さんに感謝ですね!
さてこの後、このまるまどりーむ号に乗って、終着別所温泉駅まで乗り鉄しました。
続きはまた後日に~