カテゴリ: 2013年7月 北海道遠征記

記事書くのサボって、もう3カ月前になってしいましたが、北海道遠征の最終日、JR北海道苗穂工場を見学。屋外展示のC62 3号機等を見学して、次は工場内の北海道鉄道技術館に入ります。
  
イメージ 1
 
 イメージ 2
 レンガ造りの歴史がありそうな建物ですが、それもそのはず、明治43年に建てられた苗穂工場の倉庫だそうです。東京駅の赤レンガ駅舎より古い建物なんですね!
 
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 入口の階段には、銘板が張り付けられています。
これから行かれる方、こういう細かい所も見逃さない様に!
 
 
 
イメージ 5
建物内に入るとまず目に止まるのは、キハ82のカットモデルですね。
 
 
イメージ 6
運転台の部分だけなのが惜しまれます。せめて客室部分も半分ぐらい残して、
休憩スペースとして活用して欲しかったなぁ~。
 
 
 
 
イメージ 7
特急おおぞらの絵入りマークが取り付けられていました。絵入りもいいけど、文字だけのマークの方が、キハ82にはしっくり来るような気がしますが。
盗難防止用の南京錠が物々しいですね(^^;)
 
 
イメージ 8
ヘッドライト周りの形状は、キハ82の特徴的な独特のデザインですね。
内側の赤いランプは、現役時代は点灯してる所を見た事無いけど、テールライト
じゃないし、どんな役目のライトなんでしょうね?
 
 
イメージ 9
 タイフォンのフタは、雪が入って詰まらないように、バネの力で閉まってますが、
 
 
イメージ 10
中はラッパみたいになってて、タイフォンを鳴らすと、
その空気圧でフタが開く構造になってます。
 
 
イメージ 11
 
タブレットキャッチャー。
 
 
 
 
イメージ 12
 
 運転台に入れます。ヘッドライト、テールライトを、
スイッチを操作して点灯・消灯させる事が出来ます。
 
 
 
イメージ 13
計器の上の機関表示灯、いい色で点灯してました。
 
 
 
イメージ 14
キハ82系 現役末期の頃の 特急おおぞら号です。高架になる前の札幌駅にて。
この写真撮って、もう何年になるんだろう・・・。
隣の781系スーパーホワイトアローも懐かしいですね。 
  
北海道鉄道技術館の記事、まだまだ続きます。
 
 
 
 
 

苗穂工場の屋外には、C62 3以外にも展示・保存・留置中?車両がありました。
 
イメージ 1
 
バスが鉄道へ乗り入れ出来るよう研究開発されたDMV試験車両。 
線路を走る時は、前後の鉄道用車輪を出し、バスの前輪を浮かせ、駆動する
後輪タイヤで線路を走るシステム。
 
イメージ 2
 
これが試験走行してた時、本気で実用化するんだなぁと思ったけど、最近は試験走行してる話、聞かなくなりましたね。今後どうなるのでしょう?
 
この車両を見ると、ロボコンが車輪を出して道路を走る姿を思い浮かべて
しまいます。(分かる方、居るかなぁ~?)
 
 
 
イメージ 5
 
51系客車から気動化改造されたキハ141系気動車。キハ141系でエンジンを
持たない付随車のキサハ144は4両作られ、そのうちの2両が留置中でした。
 
 
イメージ 3
 
 1両はキサハ144-102。サボ受けには学園都市線の文字が見えますね。
床下には冷房用発電エンジンと燃料タンクがぶら下がってます。
発電エンジンは、10系寝台車に付いてたのと同じ形ですね。
 
イメージ 4
 
もう1両はキサハ144-104。こちらは腐食が目立ちます。
他2両のキサハ144-101と103は、キハ142・キハ143と合わせて4両がJR東日本に売却され、今年の冬から釜石線で運行開始されるSL銀河鉄道号の客車に転用されます。活躍が楽しみですね!
 
 
 
 
イメージ 6
 
このキハ40は現役なのかな?
車両に近寄れない様に、工場の方が見張ってます。
 
後ろに見えるプレハブ風の車両は・・・
 
 
 
イメージ 10
 
新幹線が函館まで開通した時、青函トンネル内で貨物列車を輸送するシステムの、実験線と実験車両だそうです。この新幹線サイズのハコの中に貨物列車を編成ごと入れて青函トンネルを走るそうですが、実用化するか?ですね。
 
 
 
イメージ 7
 
711系電車は2編成6両が色褪せて留置中でした。
冷房付きだけど、全検入場なのか、廃車で留置中なのか?
 
 
 
 
イメージ 8
 
これも懐かしい、トマムサホロエクスプレス。2両目にはフラノエクスプレスの姿も。
 
 
 
イメージ 9
 
トマム・フラノ共にキハ80系からの改造なので、トマムは平成19年・フラノは平成16年に廃車になりました。廃車後はここにずっと留置されてたのか腐食が目立ちますね。博物館等でちゃんと展示されるのと、こんな形でも工場内で保管されてるの、どっちがいいのでしょうね?
 
 
さて、次は北海道技術館の中を紹介します。続く~
 
追伸
 
北海道の方のブログを拝見すると、キサハ144は、私達が訪れた後、8月中に
解体されてしまいました・・・。他の留置車両達の今後が気になります。
 
 
 
 
 
 
 

JR苗穂工場内には、かつて函館本線で活躍した蒸気機関車C62 3号機が
静態保存されています。C62ニセコ号として復活運転した数年間、何度か撮影に来た事があります。引退後、やっと念願かなって見学に来れました。
 
イメージ 1
 
こんな感じで保存されています。高い屋根はどんな意味があるのでしょうね?
 
 
 
イメージ 2
 
やっと会えた~!って感じ何年振りの再会だろう~?
 
支柱がちょっと目障りですねぇ。どうやっても入ってしまいます。
 
 
イメージ 3
 
横からはこんな感じで。
 
 
 
 
イメージ 4
 
アニメ銀河鉄道999の、オープニングカット風に。
 
 
 
イメージ 5
 
イメージ 7
 
黒い塊のテンダー車も迫力があります。
 
 
 
イメージ 6
 
プラットホーム側から。写真からシロクニの大きさ、伝わるかなぁ・・?
 
 
 
イメージ 8
 
運転台も解放されています。
 
 
 
イメージ 10
 
結構狭いです。
 
 
イメージ 11
 
前に釜があるし、ワイパーは雪を吹き飛ばす旋回窓なので視界は悪くて、
機関士さんは前方確認するの大変だったでしょうね。
 
 
イメージ 13
 
火室は開きっ放しになってます。
 
イメージ 12
 
わずかに石炭の燃えカスが残ってますね。
 
 
 
イメージ 14
 
出っ張りは、自動給炭装置ですね。
 
 
イメージ 9
 
斜めのパイプが自動給炭器。パイプの中に入ってる渦巻き状の芯が回転して、
石炭が炭水車から火室に自動的に給炭されます。
JR東日本で動態保存されてるC61にも、この装置が搭載されてたけど、
復活の際、撤去されてしまいましたね。
 
 
イメージ 15
 
斜めに取り付けられてる汽笛。
機関士が操作する弁から繋がってるテコが、良く解りますね。
 
 
 
イメージ 16
 
イメージ 17
 
 
C62 3号機の簡単な経歴をまとめてみました。
 
 
昭和23年 日立製作所にて落成 糸崎機関区配置 東海道山陽本線で活躍
昭和25年 梅小路機関区へ転属 特急かもめ号牽引
昭和31年 東海道本線全線電化で余剰車となり、小樽築港機関区へ転属
       準急・急行列車を牽引
昭和46年 急行ニセコ号牽引をDD51へバトンタッチ、以降臨時列車用に。
昭和48年 1次休車
昭和49年 2次休車
昭和51年3月 廃車
 
昭和52年 小樽市手宮 鉄道記念館にて静態保存
 
昭和61年10月 復活に向けDD16に牽引されて手宮線を通り、
            小樽築港機関区へ回送される。
 
昭和62年3月31日 国鉄最後の日、さよなら国鉄・旅立ちJRイベントで
                            小樽運転区内にて有火走行。
                            その後苗穂工場で本格整備。
 
昭和63年4月29日 快速C62ニセコ号として函館本線 小樽~倶知安間で
             復活運転開始。その後、平成2年に運転区間を小樽~
             ニセコ間に延長。                  
 
 
平成7年 11月3日  快速C62ニセコ号運転終了・・・
              その後、将来の復活に備え、苗穂工場にて保管
 
平成12年 除籍
 
平成19年 鉄道の日イベントで苗穂工場で一般公開され、現在に至る
平成22年  準鉄道記念物に指定
 
 
 いつの日か、復活の日を夢見て・・・
 
 
さて、次は鉄道技術館の中へ。続きはまた後日に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

札幌市交通資料館を後にして、午後はJR苗穂工場を見学する事に。
その前に、苗穂駅前のこのお店にちょっと寄り道。
 
イメージ 1
 
鉄道部品のお店です。以前から行きたいなぁ~と思ってました。
お店に入ると予想以上に品数が多く、じっくり見たら半日かかりそう(^^;)
10分ぐらいの滞在時間で、これ買っちゃいました。
 
イメージ 2
 
北海道の列車のドアに貼ってあるシール。未使用の本物で800円
このキャラの名前、モジャくんでしたっけ?
 
 
 
お店を出て、この日の朝711系を撮った苗穂駅の札幌方の跨線橋を
渡って、駅の反対側にある苗穂工場へ向かいます。
 
イメージ 4
 
 
イメージ 7
 
跨線橋から工場に留置中の711系や気動車等が見渡せます。この日はオハネフ25の出場があって、黄色い入換え用のDE15が、ちょうど入換え作業中でした。
 
 
 
イメージ 5
 
このキハ183は廃車なんでしょうか? ヘッドマークは、以前、函館~札幌間を
走ってた夜行快速「ミッドナイト」を出してますね。
ブルーシートを掛けられた車両は、何なんでしょうね?
後ろの振り子式キハ281は、車体が傾いてる気がするけど・・・。
 
 
 
イメージ 3
 
苗穂駅から歩いて10分ちょっと掛かったかな?
工場は見えてるのに、入口はけっこう遠いです。
 
イメージ 6
 
苗穂工場内に、北海道鉄道技術館があって、第2第4土曜日(5月~8月は第1土曜も)13時~16時の3時間だけ公開しています。工場入口の守衛さんの所で名前を書いて、工場内へ入ります。入場料は無料です。
 
 
イメージ 8
 
入口の横には、C62の動輪が置いてありました。
 
 
 
イメージ 9
 
入口の所から、留置中の711系が見えます。
 
守衛さんから「今日は工場が稼働してるので、見学範囲以外には立ち入らないでください」と説明を受け、工場内にある鉄道技術館まで少し歩いて移動します。
 
 
イメージ 10
 
順路に従って歩くと、まずこんなスローガンが目に飛び込んで来ました。JR北海道の特急型気動車の火災や不具合が頻繁に発生してるのですが「確かな技術」は大丈夫なんでしょうか?
 
 
 
 
イメージ 11
 
途中にこんな気動車が置いてありました。試験車両でしょうか?
 
 
 
イメージ 12
 
この道の奥の方に歩いて行きます
 
 
 
イメージ 13
 
この赤レンガの建物は、かなり古そうですが、今も現役で、
 
イメージ 14
赤レンガの中では、ディーゼル機関車の検査中でした。
 
 
 
イメージ 15
 
入口から写真撮ったりしてたけど、まっすぐ歩けば5分掛からないかな?
このレンガ積みの古~い建物が、北海道鉄道技術館です。
その向こうには、お目当ての一つ、C62 3号機が展示してあります!
 
長くなりそうなので、続きはまた後日に。
 
 
 

7月に行った北海道遠征記、なかなか先に進まず申し訳ありません。
8月中には書きあげようと思います。
 
札幌市交通資料館の続きです。
 
 
イメージ 1
 
この資料館に来て、一番見たかった車両が、この南北線1000系電車。
 
 
 
イメージ 5
昭和60年まで現役だったのですね。高校生の時、初めて北海道へ来た時に
乗った思い出がよみがえります。
 
 
イメージ 2
 
大きな窓が印象的でした。
 
イメージ 3
 
札幌の地下鉄は、何と言ってもこのゴムタイヤが特徴ですね。
加速が速くてビックリしちゃいます。
 
イメージ 4
 
連結部分にもタイヤがあったのですね。初めて知りました。
 
 
 
イメージ 6
 
これは地下鉄の開業前の試験車両だそうです。
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
 
イメージ 9
 
 開業までに、ゴムタイヤ式地下鉄開発でいろんな苦労があったみたいですね。
 
 
イメージ 11
こんな地下鉄試験車両も展示してありました。
 
イメージ 10
 車両展示場は、こんな感じで高架下に車両が並んでます。
屋外なので色褪せがちょっと心配です・・。
 
 
 
イメージ 12
 
資料館の入り口はこちら
 
 
 
イメージ 13
 
 
イメージ 14
 
イメージ 15
 
 
イメージ 16
 
 
イメージ 17
 
 
イメージ 18
 
 貴重な資料が沢山展示してありました。
 
これだけの施設が無料でみれるなんて、札幌市さん太っ腹過ぎ~!
札幌市交通資料館のホームページはこちら
 
 
さて、この後はJR苗穂工場を見学に行きます。
 
続きがまた後日に~
 
 
 

↑このページのトップヘ