2か月に渡って書き続けて来た「ドン行乗り継ぎ 行くぜ北海道」
今回が最終章です。
札幌から急行はまなす号のB寝台に乗って青森に到着。
行くと同様にお、帰りも普通列車を乗り継いで埼玉まで帰ります。
乗る電車は、行きと同じステンレス製ロングシートの「走るンです電車」ばかりなので、乗った電車の詳しい説明は割愛します。
青森6:50発の青い森鉄道で八戸へ。
窓の所までモーリーが描かれてるのが大胆で凄い!
八戸で26分接続で盛岡行きに乗り換え。待ち時間に改札口横の立ち食いそば屋さんで食べためかぶそば、美味しかったです!
盛岡には10:57に到着。乗り継ぐ一ノ関行きは、1分前の10:56に発車してしまうで意地悪なダイヤで、次の一ノ関行きまで1時間待ち・・・。盛岡に来ると、なぜか毎回、駅ビルの地下にあるマックに立ち寄るのが恒例になってます。
駅前には、埼玉でおなじみの国際興業の旧色のバスがいっぱい!
フロントガラスの下に社紋が書いてある以外は、国際興業バスと全く一緒。岩手県交通は国際興業傘下の会社だからでしょうね。国際興業バスには後輪の横のボディーの所に国際興業㈱の頭文字KKKの文字が書いてありましたが、俗に言う3Kをイメージされるので最近は消去されました。 岩手県交通のバスにも同じ字体でIKKの文字が書いてありましたが、このバスは文字が無いですね。最近になって消去されたのかな?
フロントガラスが少し前に出っ張った形のバスは、最近まで家の近所を走ってました。もしかしたら譲渡車かもしれませんね。行き先表示は幕のままで懐かしいな~。
このバスは行き先表示器がLEDの新しいバスですが、IKKの文字が残ってます。
盛岡11:56発一ノ関行きに乗る予定でしたが、釜石行快速はまゆり3号が11:40に先発するので、釜石線が分岐する花巻まで乗って行く事に。
編成は元急行陸中用に作られた、回転リクライニングシートのキハ111+キハ112+一般型のキハ110の3両編成。花巻で進行方向が逆になって釜石線に入ります。
手前の誰も乗って無いキハ111は指定席車。真ん中のキハ112はリクライニングシートの自由席なので乗り得な車両ですが、盛岡発車時に座席が後ろ向きにセットされていて、誰も座席の向きを変えて無いので敬遠して、一般型のキハ110に乗車。花巻まで約30分間だけど、ロングシート地獄から逃れられ、気分転換になりました。
花巻駅舎は化粧直し中でした。
花巻と言えば、宮沢賢治とSL銀河号!
SL銀河号、話題性が先行して、実際どんだけお客さん乗ってるの?
って思ってましたが、駅にあった空席状況表を見て安心しました。
花巻駅は温泉でも有名ですね。昔ながらの古い跨線橋が今なお現役でした。
花巻駅での30分間のインターバルがあっという間に過ぎて、この先またロングシート地獄の始まりです・・・。大きなカバンを持ったオバサマ方、温泉でリフレッシュしてきたのか?背筋がピンとしてますね~(^^;)
小牛田駅の横には、小牛田運輸区(仙ココ)が併設されていて、いつもカラフルで多くの気動車が停泊しています。この日は和式風気動車ふるさとがお昼寝中でした。
小牛田駅ホームの柱には、こんな看板が
仙台発福島行き、快速仙台シティラビット6号はE721系4両編成。新型のセミクロスシート車で、私は初乗車でしたが、座席はE231系と同じようなカチカチシートでがっかりでした・・・。
福島から乗った黒磯行2150Mは719系。仙台~黒磯間はクロスシートに座れてラッキーでした!。黒磯で205系に乗り継ぎ、宇都宮着20:21。
タイミングよく20:29に上野発札幌行きの北斗星が宇都宮を発車するので、バルブしてみようと日光線が発着する1番線に行ってみると、すでに先客さんが3人いらっしゃいました。
ところが撮影してる1番線ホームの長さが短くて、機関車が停車する位置が飛び出してしまう事が判明。仕方なくASA感度を800に上げ、絞り解放2.8、シャッター速度を200分の1まで下げて、停車する直前をイチかバチか撮影。何とか見れる写真になったかな?
食堂車はディナ―タイムで賑やかそうですね。
これから北海道へ向かう北斗星。
わたしはこれから家に帰るだけ、ちょっと切ない気持に(^^;)
宇都宮20:36発、通勤快速上野行きで大宮に21:45着。
青森から大宮まで708.9キロ、所要時間は15時間、乗り継ぎで待ち時間が
1時間あったりしても,表定速度は47km/h。これは意外と速い気がします。
さて、普通列車限定 北海道&東日本パスを利用して旅した8/25~8/29の5日間の旅行記、今回で終わりです。
旅した5日間、初日の二戸での停電事故以外は、乗る列車・撮る列車共に遅延やウヤが無かったのは運が良かったと思います。
今年度中には711系電車は全廃の予定、そして北海道新幹線が開通する2015年度末には、北海道の鉄道は大きく変貌するでしょう。その変貌する様子をリアルタイムで見られるのは、運が良いのか?悪いのか?、意見が別れる事でしょう。
その変貌する様子を見届け、しっかり記録出来たらなぁ~と思っています。
最後に、旅を終えた北海道&東日本パスを。下車印は旅の足跡。
水道橋の下車印は、北海道から帰って来た翌日に東京ドームへ野球を見に行った時に、長野原草津口・川原湯温泉・安中は、有効期限最終日の8/31に吾妻線に行った時に押してもらった印です。